院卒新人サラリーマンのメモ代わり

備忘としてのメモを記載

スタートライン 喜多川泰

スタートライン

スタートライン

久しぶりに読んでみた.
僕がこの本を読んだのはこれで3回目だ.

1回目はおそらく高校の時.
読んだときは面白いなと思っていたが,行動にはつながらなかった.
おそらく当時は人生について何も考えていなかった.
なんとなくで毎日を過ごしていた.
特に夢も情熱もなく,このままの日々が続くと思っていた.
だから,行動につながらなかったのだと思う.


2回目は就活の時期に読んだ.
今の自分にできることで,自分の価値を判断しちゃいかん.(中略)
人間はたった一つのきっかけで,信じられない変化を遂げる生き物や.
5年後の自分の可能性をなめるなよ
」p17

夢=職業 ではない
夢は自分の夢を叶えるための一つの手段に過ぎない
」 p156(若干要約)

これらのおかげで,現在プログラミングができるという理由だけでwebエンジニアを選ぶのではなく
夢や理想の社会などやりたいことを目指そうとした.
そこで,人と人がゆるくつながられる場や環境を作りたいと考えた.
どこでこれが満たせるかはわからなかったが,企業理念が概ね合致するところを選んだ.
同じ理念のもとには同じ志を持つ仲間が集まるのではと思ったから.


3回目,社会人として働くこととかが不安になり流し読みしてみた.
上記の考えに基づいて企業を決めたが,不安が強くなってきた.
全国転勤のある総合職のため,勤務地,仕事内容が何も決まっていない.
またジョブローテーションなどもあり,どういったスキルが身につくのかもわからない.

今に限らずこれまでだって,未来はいつも空白だった
その空白を何で埋めるかで人生は大きく変わる

未来の空白を不安で埋めるヒトは,安定を求めて行動する.
そして,こんなはずじゃなかったという出来事が起こったときに,人のせいにする

一方で未来の空白を希望で埋める人は,挑戦を選ぶ.
もちろん,その先に待っているのこんなはずじゃなかったという出来事かもしれん.
でも,そのときに挑戦を選んだヒトは人のせいにしたりはせん.

自分のやりたいことに挑戦する勇気を持ったヒトにとっては
未来には,今おまいらが考えている以上に,
楽しいことで溢れた毎日が待っている.
」p20(若干要約)

僕は将来を希望で選んだはず.
就活もしっかりとやった,ちゃんと悩んだ,その上で決断した.
今は一時的に心が下がっている(弱っている)だけ.
空白の未来をわざわざ不安で埋める必要はない.


小学校低学年の頃までは,目の前にやってくるもの全てに対して本気で取り組む
中学,高校になると受験に関係ない教科は「いらない」と判断して授業すら取らなくなる.
自分がその時面倒だからというだけで,「いらない」と簡単に切り捨ててしまう.
」p158(若干要約)

本気でやればなんだって面白い.
そして,本気でやっているものの中にしか,夢は湧いてこない
」p160

社会に不安を感じるんじゃなくて,目の前のことを全力でやろう.
僕は工夫するのが好きな性格だから,きっとどんな仕事でも楽しめる.
そもそも.ジョブローテーションがある仕事を選んだのも,自分に向いていることが見つかりやすいと考えたから.
だって,会社やめずに転職ができるようなものだもんね.


3回目読破まとめ
僕は未来を不安で埋めてしまっている.
これは一時的に心が下がっているから.
せっかく選べるなら,未来をワクワクで埋めようよ.
こんな未来だったら素敵だなという想像をもっとしよう.
アファメーションをしましょう

仕事は何になるかわからない.
でもそれは決してマイナスなことではない.
どんな仕事も全力でやればきっと楽しめる.
全力でやった仕事の中に夢がある.