院卒新人サラリーマンのメモ代わり

備忘としてのメモを記載

英語長文で学んだこと

 

僕は今年の春から大学生なんですが、受験の時に使ったとても良かった参考書を紹介したいと思います。

 

論理を読み解く英語リーディング

英文にはOne Paragraph for One Idea(1つの考えには1つの段落)という大原則があり、そのOne Ideaを効果的に伝えるために様々な工夫(表現技法)がある。この本ではその表現技法について解説しています。この表現技法を理解できれば筆者の伝えたいことがつかみやすくなります。伝えたいことがわかるということは文章をアクセントを付けて読むことができるようになるため、ひいては速読につながります。

 

また、この著者は文章とは書いた人が読んでいる人に何かを伝えようとしているものだということを再認識させてくれます。これは当たり前のことのように思えますが、僕らは英文を読もうとすると英語を日本語に直す暗号解読のように読んでしまうことがあるかと思います。この本では普通の長文を読みながらも深く突っ込んでいきます。

 

この本を読んでからは長文を解くときは筆者は何を言いたいのかなとか考えながら解けるようになり、楽しみながら解けるようになりました。現代文の文章を読む際にも使える考え方が学べます。また、文整序、接続詞穴埋め、傍線部説明など国立から私立まで様々な問題を扱っているため過去問をやる前に問題の解き方を知るためにやるのもいいと思います。他にも自由英作文の構成まで載っているため国立で自由英作文が出るという方は参考にはなると思います。(載ってるのは自由英作文の構成ぐらいなので和文英訳は他の参考書で)

 

難点はこの参考書が少し難しいことです。構文とかの解説があまりなく読者が文章を読める前提で進んでいきます。対象はたぶんセンター英語で安定して8割取れる方とかになると思います。ただ、この著者の前作(5STEPアクティブ・リーディング)は比較的簡単で解説もある程度載っているので、もし英語に少し苦手意識がある方は前作を読まれるといいと思います。

 

あと僕が文章力を気にするようになったのはこの本を読んでからなんですね。何となく文章を読んでいたときは気づかなかったのですが意識して読むとプロの文章は読みやすいように作られているんだなとわかったんですね。そうすると今度は自分もそういう文章を書きたいなと思うようになりました。読ませる文章はある程度才能が必要かもしれませんが読みやすい、わかり易い文章なら書けるようになるだろうと思いブログを始めてみました。

 

まだまだ下手ですが、これからも色んな物を紹介したいと思います。今回の自分への課題は紹介したい物の要点の整理とそれのアウトプット方法かな。

 

論理を読み解く英語リーディング (「アクティブ・リーディング」シリーズ)

論理を読み解く英語リーディング (「アクティブ・リーディング」シリーズ)

 

 

 

5STEPアクティブ・リーディング―単語・聴解・読解・音読・確認 (アルク学参シリーズ)

5STEPアクティブ・リーディング―単語・聴解・読解・音読・確認 (アルク学参シリーズ)